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11月1日

 言葉の持つイメージというものがあります。
 それは、辞書によって記されている、言葉とは別の個人の感覚での意味合い。

 例を出すと、熱愛という言葉は「心の底から愛すること」らしいですが、私のイメージだとどこぞのマスコミのおかげで、ワイドショーしか 連想できません。また、盲愛は「ただむやみにかわいがること」との事ですが、私には悲劇的な意味合いしかこの言葉からは読み取れないの です。
 こういった、言葉の解釈の差異はどこにでも、誰とでも存在するものです。

 ここで書き手として知るべき事は、言葉の一般的な解釈の仕方も勿論ではありますが、読者層の中の最大公約数的な解釈の仕方も 知る必要があります。
 つまり、自分の抱える読者(こう書くとおこがましく聞こえてしまいますが)が想像する言葉のイメージを知る事。
 また自分が獲得したい読者層のそれも知る必要があります。それが出来れば誘い込む事もある程度は容易になり得ますから。

 反対に読者の方は、作者の言葉の捕らえ方を知るのが肝要なのであります。
 自分と似たような言葉のイメージを持つ、いわゆる感性が合うってヤツです。

 そこで本日、このサイトの日記を読んでしまった方にイメージして欲しい言葉があります。

「恋人」

 ここで、鬱なイメージを抱いた方、是非とも私のサイトの読者になりましょう。
 私とあなたは素敵な友達になれる気がします。

11月4日

 居心地の良い場所から出るのはとてもつらい。
 それでも出なきゃならない理由がある。

 今日、私は部活を辞めました。他にやるべき事があったからです。
 私にとって、大学の部活は唯一と言っていい居場所でした。友人と呼べる存在と、部活を通して長い時間いられるのは、 とても楽しいものでした。
 辞めたくない、という気持ちの存在は認めますが、自身の目標を考えればこの決断は間違いではなかったと思います。

 部活での最後のミーティングで、今までの活動の写真を記録したCDと、寄せ書きを貰いました。
「必ず夢をかなえてくれ」「ビッグになれ」、そんな言葉を読んでいると、ここに自分の居場所が確かにあったのを実感できます。

 辞める理由に、後ろめたい事など何一つなかった。
 だからこそ、戻ってきたときには、大きく胸を張れるような進歩を遂げていたいと思います。

11月9日

 二人三脚で歩いていく生き方は決して悪いものではないです。
 最初は歩きづらいかもしれませんが、慣れてくると結構楽しくなってくる。だからこそ、 多くの人がそうやって暮らしていきたがるのでしょう。

 問題なのは、元々一人で歩ける人が足の紐を強く結びつけてしまった場合。
 固く結ばれた紐は簡単に解けるわけなく、次第に血の巡りが悪くなってしまう。
 腐ってしまった足は、一人歩きにはおよそ使えるものではないです。そうなってしまうと、 二人三脚を楽しむ人ではなく、ただ周囲に迷惑ばかりかける邪魔者になってしまいます。

 紐を固く結べば結ぶほど歩きやすくなると考えがちです。
 でも、ある程度の余裕をもって縛った方が、返って歩を進めやすかったりするものなのじゃないでしょうか。

11月13日

 こんぺはだいたいが片付きました。これからしばらくは休養期間という事で。
 いや、実際はそれほど疲れるような真似をしたわけじゃないのですが、〆切というものの存在が精神的に響きました。 それでも多くのSS書きさんは、明日からも執筆に勤しんでいくのでしょう。すごい。

 そんな訳で私は休憩中。兄がダーククロニクルを買ったので、それをプレイしています。3Dのゲームなのですが、なかなかヒロインが 可愛い。しかし、スカートを履いていないのはいけませんな。スカートを履いていたら、空中技使いまくってイヤーン、とか出来るのですが、 くそう。しばらくしたら、服装が変えられるらしいのでそれに期待。
 ゲーム始めたばっかなので、そんなしょうもない考えしか浮かびません。早く進んで武器レベル上げまくりたいです。

11月15日

 ダーククロニクルの所為で著しく引きこもりへの進化を遂げています。今日一日で何時間遊んだか、調べるのが怖いくらいプレイしてたり。
 ネットでもして他の事に時間を費やさねば、微妙な申し訳なさが付きまとってしまいます。ネットでいいのかって話には なりますが。

 本当ならこんぺの感想でも書かなければいけないのです。投稿だけしといて、感想も採点もしないってのは、どうもよろしくないので。 しかし、読みたくないというのも本音としてあります。もし、面白い話があったら自分の順位に響くってのが実感として沸いてしまうので。
 周りの評判を見ていると、どうも豊作っぽいので余計にやーな気分。大事なのは順位ではないってのは分かってはいるのですが、 それでも数字として目に見えてしまうと、低い位置にいるのは嫌になるのです。

 かといって読まないわけにはいかないので、恐る恐る1、2本読んでみたのですが……2本とも冒頭の数行で読むのを断念しました。
 喜べばいいのか、悲しめばいいのか微妙なところ。というか悲しむところですね。

11月16日

 無作為に選んだりするからハズレを引くのであって。それに気付いたので、とりあえず良さげなタイトルだけ選んで読んでみました。 そしたら三連続でいい作品に出会えました。良かった。
 感想を書くかどうかは微妙です。正直感想書くのにさえ、異様に時間がかかってしまうので、一つずつ感想を書いていったら きりがないのです。好きな作品には書きたいとは思っています。

 で、ダーククロニクルですが、一週間以上前に先に遊んでいた兄のプレイ時間を越えていました。わーい。
 いや、ちゃんと他の事もしていますよ、提出の迫ったレポートとか。他にも兄が遊んでいる間にこんぺの作品読んだり、 自分の部屋で筋トレに励んだり。
 ここから、色々と推測して「この連休、外出てるんですか?」などと推測してはいけません。いけないのです。
 まさか、連休中ずっと一人でぱじゃまぱーてぃだなんてねぇ……そんな事言えませんよ。絶対に。

11月20日

 最新の日記が、ぱじゃまぱーてぃの話のまま、放置するのはよろしくないと思ったので更新。そんな理由かよ。
 といってもネタがありません。得意のエッセイもどきも最近全然浮かんでこないので。どうやら私の場合エッセイ(もどき)の書ける時期 と、小説を書ける時期(短い)、本を読む時期(人と会話しなくなってくる)と、あとはゲームする時期 (引きこもる)の大体この四つに分かれるようです(突っ込み待ち)。
 今はゲームの時期ですね。随分ご無沙汰してたからか、反動で中々のディープっぷりを発揮しています。鬼レベル上げとかしてるし。

 バイオリズムってのはやはり存在するようで。それを深く知ったなら、もっと効率的に物事が片付けられるのでしょう。 時間と労力を惜しむ貧乏性な私としては、これは得たほうが良い知識といえます。
 頭が働いている内に大学の面倒な事を全部片付けて、後はひたすらレベル上げ。素晴らしい。
 頑張ってバイオリズムの知識を身につけて、さっさと堕落していきたいと思います。

 うおー! 引きこもるぞー!(終われ)

11月24日

 こんぺなんですが、全然読めてません。物理的なキツさと共に、精神的なキツさも相まって、現在十六本に留まっています。
 過去のこんぺの全作品を読んだわけもなく、一つのこんぺの全作品も読んだ事が無かったので、こんなにキツイって事を 知りませんでした(リサーチしてない辺りで、私のこんぺの順位が知れますね)。今のところ高得点が二本、これがいいのか悪いのか 分かりませんが、正直割に合ってない気分です。単に私のくじ運が悪い、周囲の評判はよろしいのでそうあって欲しいものです。

11月25日

 知らない内に葉っぱが散っていった、というのは私の友人の台詞。
 傍らで聞いていた私はそれに少し驚いていました。もう落葉が始まって結構な時間が経っているのに。

 しかし、考えてみれば、街中の情景にしっかりと目を向ける人というのは少ない気がします。私も小説を書き始める前は、 情景を意識的に見たりはしなかった気がしますし。

 例えば今日のような土砂降りの日。地面は水浸しになり、雨の一粒一粒で大きな波紋が出来ます。そんな時に、風が吹き荒ぶと 地面に出来た水面に波が現れます。そして波は、雨粒の波紋を歪ませ、通りすぎていく。
 それらは考えれば簡単に思い浮かぶ現象です。ですが、実際に気付き、目を向ける人はあまりいないように思えます。

 目を、ただ単に網膜に映像を焼き付けるだけに使うのはもったいない。 自ら周囲を見渡し、焦点を定めてみれば、時に大切なものに目が止まる、そんな風に思います。

11月27日

 ひさしぶりにニュースサイト巡回して、とある事件を知る。
 深い関わりを持っているわけでもなく、どこぞの住人のように愛情に溢れていた訳でもない私は、数秒目を閉じた後、もやもや とした感情を抱えたまま床に就くとします。
 ご冥福をお祈りします。

11月28日

 ある場所にあるべきものが佇むというのはとても健全な事です。
 例えば、ベッドの下には男の夢が描かれた秘蔵本が(とても健全です、健全なのです)。他にも、都会には容姿を整えてきた キレーなおねえさんが、秋葉原には背中のリュックにポスターという名の剣(ソード)を刺したヲタが。最後のは健全じゃない気もしますが。
 とにかく、ある場所にはそこにあって然るべきもの、逆にそこにあると違和感を感じさせるものがあるという事です。

 今日私が言いたい事は……
 誰ですかっ! 大学のトイレの個室にPC ANGELと、エロゲーの箱(タイトル忘れた)を 散乱させたのは!?
 掃除のおばちゃんが仕事する時間だから、下手したら私が犯人扱いされるじゃないですか! しかもトイレとか微妙な所に置くなぁ!  個室、エロゲ雑誌の組み合わせで、何かいたしたのかしらと想像してしまったじゃないですか! 
 ていうか、エロゲの箱を開けて中にCDが入ってるか確認した私は逝ってよしですか?

 空箱でした。

11月30日

 久しぶりにライブハウス行きました。渋谷のo-westです。
 前回と前々回がショボかったので、若干怖気づいていたのですが、中々によろしいライブでした。

 私がライブハウス行くのは、友人の付き合い兼、新しいバンド発掘なのですが、今回は良さ気なのが一つ。ただ、そのバンドはCD販売もチラシも 無し。なので情報の集めようが無い。うぬぅ。
 他にもいいバンドは居たのですがCD買うのかって事になると悩むという感じ。
 ライブの場合で面白さを発揮するバンドってのは確かにいます。前にCD買いあさった事があるのですが、実際買った後で何度も聞き込んでいる のは、意外に少なかったりします。今回はそういったタイプのバンドが多数。会場の雰囲気ゆえにボーカルのへタレボイスが大して気にならない、 演奏はショボいけどノリで会場を飲み込んでしまう、そんなタイプのバンドが多かったでした。

 こういうライブはチケット代の元は取ったとは思えるのですが、ほんの少しだけ残念な気持ちになります。私は単純なので、 形として残らない楽しかったという実感や、ライブのオモシロMCより、後で何度も聞けるCDを求めがちなのです。

 ああ、CD欲しいなぁ。今月は三枚くらいしか買ってないし。