12月2日
今日の深夜、母が猫をつれて来た。車の下に居たのを発見してつれて来たそうだ。何とも可愛らしいその猫を母は飼うつもりだったらしい。私もそれに賛成した。
しかし、父は飼っては駄目だと言った。理由はウチには既に犬が居るからだと。
もちろん、それは正しいのは分かっている。ウチの犬は猫が来た途端、過剰な反応を示し猫に向かって吠え出した。それを見れば 理解は出来る。子猫に大声をかければ、それが原因でトラウマが発生する可能性があるのは知っているから。
仕方なく、私は子猫を家の外に出す事にした。
しかし、子猫は私の後をついてきて、しまいには家の中にまで上がりこんでしまった。
それを見ておもいだす。捨てられた猫の末路なんて碌なものじゃないと。
再度私は家に入れるように頼む。しかし、父は既に眠っていて、母は絶対に起こすなと私に言った。飼う事が不可能なら、 せめて飼い手が見付かるまで、保護しようと説得する。しかし、家に入れれば犬が吠えるから駄目、父を起こすなと言われる。
結局再度捨てに行くことになる。今度は遠くの場所へ。私が家に駆け出した時、背中から子猫の鳴き声が聞こえてきた。それでも、 私は家にまっすぐ走って帰った。
責められるべきなのは誰なのだろう?
もちろん捨てた本人は言うまでもなく悪い。
しかし、中途半端に構ってしまった私たちはどうなのだろうか? 父が責められる対象なのだろうか? それとも母なのか? 家の外に猫を出した今もなお、吠え続けている犬が悪いのだろうか? それとも 誰も悪くないのか。
責められるべきは、子猫の末路を知りながら、親の言葉に従って家に置かなかった私なのかもしれない。
強引にでも家に置けばよかったのかもしれない。吠える犬を何とか押さえつけて、距離を相当離して、しっかりと監視すれば 家に置く事は可能だったのかもしれない。あるいは犬が慣れるまで、時間をかけて徹底的に教え込めば良かったのかもしれない。
振り返ったあの時のつぶらな瞳、弱弱しい泣き声、そして抱きしめた時の柔らかい感触は私の中に残っている。
けれど、私は何の手も講じなかった。
あるのは猫が捨てられたという事実だけ。
そして、私は今こうやって日記を書いている。
やりきれない出来事を、こうやって冷静にしたためようとしている自分が憎い。そしてそれはウェブ上へとアップされる。
それを私はやってしまう。
本当は私はこんなサイトやってはいけないのかもしれない。
12月5日
ただいま。ああっ! ごめんなさい! あんだけ大層な事言っておいていつも通りの更新ペースで戻ってきてしまいました。でも、 読む人によってはいつものエッセイもどきに見えるのででしょうか? まあ、どっちでもいいんですが。
冷静になって考えてみるとサイトと、件の出来事は関係ありませんね。頭に血が上って思考能力が低下しまくってました。 情けない。
腹が立っていたのは事実です。中途半端に構っておきながら、途中でハイさよならだなんて、ありえません。責任放棄丸出しじゃないですか。 仕方ないで切り捨てられたことも、それに対して何も出来なかった自分も非常に腹立たしいです。
しかも、何が情けないかって、冷静さを取り戻した理由がこんぺの結果発表が迫ってるって事と、大学がレポートとテスト三昧っていう事だからって辺りが情けない。 「こりゃ、怒ってる場合じゃないなぁ」ってな感じで。
以前、頭イカれてた時の文章を消しましたが、今回は状況説明が一応されているので、残しておきます。意味不明ではないと思うので。 過去ログ読み返すときに、「あー……阿呆!」とか自分で突っ込めるようにして置きます。サドです。マゾです。どっちも かかってこいって感じです。
12月7日 0:24
後数分で順位発表が公開される中、私は林檎噛り付きながらレポート書いてます。何やってるんですか私は。
12月7日 その二
↓発表が公開って何よ。それはともかく。こんぺでの雑感とかは感想へのレスが終わったら書くと思います。というわけで行ってきます。
12月8日
なにやら、こんぺの掲示板が荒れてますね。こういう事に口出しするのは迂闊だとは分かっているのですが、やっぱり言います。溜め込んでも良くないしね。
なるべく主観を交えないように要約すると、つくりのキャラクターで感想に対するレスを付けて、挙句にそれに対する反応(感想を含めて)を 笑って眺めてた、というところでしょうか。まあ、その態度によって非難派と擁護派の二つに分かれた、と。
私自体は直接被害は受けてないのですが、どちらかというと非難派ですね。 擁護派の方々は、彼の心意気に汲んでやってくれといった意見なのでしょうが、それって思いっきり 感情論じゃないですか。久慈さんが、雑記帳で仰っているように、要は結果です。 本音は何処にあるかは分かりませんが、結果として読者をナメてるとしか思えない言動をした時点でアウトだと思います。まあ、本人も言っている ように、悪ふざけが過ぎたと。
(12月18日追記:自分の言葉使ってない時点で私は卑怯です。リンクは消しました。)
で、上のは昨日(実質今日)の深夜に考えた意見なのですが、これを書いている時点での最後の書き込みは「ちくく 03/12/08 14:19 <作者> 」です。
うーん。ネタなのかマジなのか判断がつかないです。正直あそこに突撃して、また「ネタでした」とか言われたらたまんないしなぁ。 うわぁ、すっごい疑り深くなってる。今回感想書けませんでしたが(申し訳ない)、次回も書かなそうです。
ま、知名度を背景にってのは成功していると思います。他の人だったらここまで騒がれないでしょうし。
12月8日 その二
掲示板のレスも現時点では片付きました(総括残し)。だいたいの諸事は片付けたのでサイト復帰ですね。とりあえず、 昨日宣言した雑感でもアップしましょうかね。ハイ。別枠テキスト類をまとめたコンテンツを検討中なのですが、大学がネックです。というか 今日レポート出されました。泣きそうです。
12月9日
エンコードが違う状態で不完全なテキストを書いていたのですが、状況が変わったので削除。もいっかい考え直して書き直します。 (追記:書いている時に、です。速報性がゼロになったので消しました。)12月9日 その二
交流所で宣言した以上、私が現時点で言う事は無いです。あんだけ規模が大きくなった以上、全部公開して話し合うべきだとは 思うのですが、まあいいです。最後に正体晒しましたが、掲示板であんな事言ってる以上、やっぱり責任の所在は明らかにしといた方がいいと判断しました。
こんな事書くようなサイトじゃなかったんですけどね。まあ、このサイトは私のポートレイトだと、最近になって思い出したので、 書きたい事は書くスタンスで。今は見送りだけど。
申し訳ないと思うのは、こんぺの私の作品流れでウチに来た人ですね。「オイオイ、来たサイトがいきなり生臭いこと書いてるよ」 とかです。正直サイト単位で荒れる事なんて、無いような界隈ですからね。
レポートとかあるくせに、サイトへのやる気が出てきたので、もう一回くらい更新するかもです。かもね。
(追記:無理でした、ごめんちゃい。おねむの時間なのです。)
12月10日
冷静になって考えたところ、私かなりウザったいですな。あーなんでこんな事やったんだろ、アホだ私。萎え。飛び火というか、どっかの寺がやるような焼いた炭火の 上に歩く、みたいな。むしろ炭火の上で着座、とか。どんなプレイですか。しかも、意見も論外もいいとこな感じですし。
まあ、テキストは消すことなく取っときます。虫観察みたいなノリで来て笑ってもらうのが丁度いい気がします。 アホな人は笑いのネタになるのが妥当でしょう。
普通に日記書いて、SS書いて過ごす事にします。この一年で最大のバカな行動だ。今年は例年に比べアホになってる気がします。 しかし……(昨日の日記を見て)、おえっ。あー、死ぬ。なんだこの偉そうなバカは。
追記:言うの忘れてました。交流所での私の自意識過剰で無責任な言動や、その他私の想像のつかない部分で不快感を催した方が いましたら、本当に申し訳ありませんでした。
12月11日
昨日と同じように、自分のアホ行動に悶えまくる私。私にはこういう時、意味も分からず頭を全力で殴ってみたり、壁に打ち付けたり してしまうクセがあります。自分の部屋でガンガン頭をぶつけると、物音に気付いたのかいきなり母がやって来る。行動の一部始終を見られた私。 少し固まった私を見ながら、母はこう言ってきた「大丈夫?」。
それはおそらく、私の「頭」を心配して出てきた言葉なのでしょう。
12月12日
鬱になりました。一日の内のハイになってる時間でこれを書いています。いや、今回のは自分の自意識過剰っぷりとか、責任の所在とか言っときながら自分が一番無責任だったりだとか、後はものすごく バカな意見いったりだとか、つまり全部自分が悪いのでどうしようもないです。
しかし、よりによってテストがある日になりますかー。なんか解答用紙に意味不明な文章書いてそのまま提出したりしてました。 内容はあんまり覚えていないです。とりあえずテストにまったく関係ないものだったのは覚えています。えへへ。
打開策としては、自分を縛っているテストやレポートやらを全部片付けて開放的な気分になるか、もしくは素直に病院行くかの どちらかというのがあります。といっても、レポートは一時間かけて三行いかないくらいのペースの遅さになってます。病院は行く事自体 私の中で敗北宣言に等しいので行く気が起きません。つーか怖いです。
こんな気分の時、色白の女子高生に頭ナデナデされたいにゃー、とか思うんですが近くに婦女子の香りすらしません。ウチの 近所の幼馴染の娘っ子は女子高生ではあるのですが、グレてるので不可なのです。ああ、昔は
激しく話が逸れました。結論、私は駄目人間だという事です。それはつまり、駄目人間は私だという事を意味します。終わり。
12月19日
コンテンツのリンクを更新しました。二つサイト追加です。さて、更新が滞っていたのは大学の所為だったりします。レポートやらテストやら、もうやんなっちゃう、です。まあ、それも今日で終わりです。 いえーい。レポートも全部出してテストも全部終わり。後は月曜に大学行って、しばらくの間はおやすみです。
そんな訳で、今日の授業は既に気の抜けまくりっぷりが鮮やかでした。なんたって、授業中にサイト用のネタ考えたり、 新作のプロット練ったり。そう、新作です。
なにやら、前フリが下手っぽいのですが、まあいいです。今、二つ程作品が頭の中と、要らなくなったレポート用紙の上に存在してるのですが、 一つが短編で、もう一つが長編です。長編にせよ短編にせよ、完全に形が定まっていないので、いつ発表になるか断定は出来ないのですが、 出来れば年内に出したいなぁ。でも、難しいなぁ。
長編の方がやる気もりもりなのですが、いかんせん書き辛い。長編難しいです。うぬぅ。頑張ります。
12月21日
アクセス解析なんぞ入れてみました。解析するほど人来てないだろ、という突っ込みは却下の方向でお願いします。
しかし、フレーム分割しているサイトの場合、どうにもデザインが思わしくないですね。
そんな訳なので、しばらくしたらサイトのデザインを変えようと思います。私のサイトデザインの基本精神は、中の人の人間性をオブラートに 包む事ですので、より一層胡散臭いデザインになると思います。
期待しててね!
12月22日 CSS記念日
という訳で、デザインを変えました。今までは殆どhtmlで作ってましたが、これはスタイルシートだったりします。 いやあ、覚えるのに休日潰してしまいましたよ。疲れた疲れた。でもまだ未完成な部分が多いので所々修正するかもしれないです。 昨日とアクセス解析の利用先が違うのは気のせいです。ええ、使いづらかったなんて、そんなこと無かったですよ?さて、今日から日記にタイトル付けようと思います。理由は、こんぺでタイトルがアカンと言われたからです。毎日 タイトル付けてれば練習になるでしょうし。しばらくしたら、適当に付けそうだけど。
12月23日 イブイブの晩餐
今日気付いたことなのですが、我が家にはクリスマスイブの前日に御馳走を頂く傾向があるようです。なんで? と疑問に思う向きも あるのだろうけど、実際のそうなのだから仕方ないのです。親の仕事の都合の可能性が高いけれど、問いただした事は無いので分かりません。でも、こういう傾向は嬉しいものであります。見かけが凶悪なくせに甘党の私は、ケーキが一日早く食べれるだけで幸せになるのです。えへへ。 ケーキなんてものは一日で全部食べきれる訳じゃないので、大体は翌日も食べられます。そんな訳で明日もケーキが堪能できる、でも 皆より一日早い。それはちょっとした優越感を私に与えてくれるのです。
でも油断は禁物。ケーキみたいな甘いものばかりに、気を取られていると体がアレになってしまう。今の所は体格は 良さげだけど、どっちにしろ糖分の過剰摂取は どう考えても体に良くないです。そういえば高校の頃は毎日のようにプリン食べてましたが、あれは今考えるととんでもないなぁ。 これからは気をつけよう。
とまあそんな事を、深夜にPCに向かいながらケーキを頬張りつつ思いました。駄目じゃん。
12月27日 冬篭り
来年までは暇になったので古本屋巡りをしてたら、大量に買い込んでしまいました。CD三枚と小説十数冊、とゲーム一本。買い過ぎ。 いつまで引き篭もってしまうんだろう、とか自分で不安になってしまうくらいです。安いのを重点的に買う貧乏根性のお陰で(ラヴ、ブックオフ!)、 数の割には金額のダメージが少ないのがせめてもの救いです。いや、無駄遣いなんて微塵も思ってませんよ?とりあえずゲームを始めました。「風来のシレン」のGBです。もちろん古い方です。えへへ。
さて、そんな訳なのでゲームを進めてシレン日記でも書こうかと思ったのですが……二日でクリアしてしまいました。終わり。
え、話として盛り上がりに欠けるですって? 知るか。私の文章の展開が悪いわけじゃないはずです。 しいて言うなら、私がシレンジャー過ぎたのが駄目だったのです。というか友達の家でスーファミのシレンやったら、一回目で いきなり五十階くらいに到達して、徹夜になるような人間ですから。ちなみに言うと、その日はテストでした。
ええ、無駄遣いなんて微塵も、これっぽっちも思っていませんよ?
12月28日 ローグライクの美しさ
たった二日でシレンジャーの血が収まるわけがなく、色々とダンジョン探索型のゲームについて調べてみました。それで、トルネコ3も 調べてみたのですが……評判めっさ悪いですね。ある意味すごい。それでチュンソフトのHPに行ってシステム面について見たら、 レベル固定とか書いてありました。それって普通のRPGじゃねえか。うーん、今までメーカー単位で安心出来るのはチュンソフトしかないと思っていたのですが、色々怪しくなってきました。というか、レベル 固定は駄目でしょ。異種合成システムは激萌えだけど。
ダンジョン探索型ゲームの全てがそういうわけじゃないですが、少なくとも不思議のダンジョンシリーズに関して言えば、 オールオアナッシングの緊張感、そして千回遊べるというところに魅力があるのだと思います。レベル固定にしたら キャラクターのレベル上げゲームになってしまうじゃないですか。そうじゃなくて不思議のダンジョンでは、キャラクターではなく プレイヤーがレベルアップするゲームだと思います。個人差こそあれ、経験を積めば誰でも上手くなり、クリア出来るところに 面白さがあると思うのですが、いかがでしょうか。
まあ、そんな主張してもゲームの内容が変わる訳でもないですね。しかし、この沸き立つ血の処理はどうすればよろしいのでしょうか。
ゲームシステムに萌えられる、ダンジョン探索ゲームがやりたいです。しかも安いので。
そういや、64のシレンって評判結構良いですよね。でも貧乏性の私にはハードまで買う勇気は無いのです。ああ、金と勇気が欲しい。
12月30日 アンリミテッド:サガ
ゲーム本体より、攻略本の方が高いというのはいかがなものか。12月31日 意地での更新
2003年最後の日記が一発ネタというのも嫌過ぎるので、更新します。いや、これ書いてる時点で既にニューイヤーなんですが、私が寝るまでが今日なので関係ないです。今日は12月31日!
今気付きました。ネタがありません。だって意地で更新しただけですもの。さあ、どうしよう。
しょうがないので、SSの話でもします。えーと、サイトでは今まで公言してませんでしたが、こんぺは中編で19位でした。 『人間になりたい』という作品です。
自分の作品に対する満足度(相当低かった)からしたら、これは良い順位(悪いとも言う)でしょう。しかし、この話が浮かんだ当初は、 もっと上の順位にいくと思ってました。自分で言うのもなんですが、あの作品の持つポテンシャルを考えればこの順位では不当にも思えます。 こんぺの最大公約数的な内容であり、何より私が好きでしたから。 あとになってこんな事言っても、無意味ですし自慢ウザイとか言われそうですけど、そう思ってます。
しかし、そうならなかった。それは単に私の実力の不足が原因です。書き上げた当初は、余りの拙さに半分いかないとも思っていました。
こうなってしまったのは必然と言えるでしょう。年輪(年齢ではない)が重要となるのが SSです。しかし、私はこの一年で数える程度しか作品を書いてないです。上位に入った作家の中には、年に数十本書いてらしてる方もいるようです。 物を書き始めてから間もない私が、それの十分の一程度でどうする、と。そんな訳で、来年(2004年)はもう少し数をこなそうと思います。 次なるステップアップの為に。
おお、気が付いたら勝手に来年の抱負まで書いてしまっている。所々偉そうですが、勢いで書いたので。ごめんなさい。
きりが良いのでここまで。それではさようなら。来年もよろしくお願いします。